高橋義郎のブログ

経営品質、バランススコアカード、リスクマネジメント、ISO経営、江戸東京、などについてのコミュニティ型ブログです。

岩槻の料亭「ほてい家」に見る江戸の粋:會田優子さんの和紙人形展

夕方から埼玉スタジアム2002で浦和レッズ戦があるので、その前に岩槻市内で昼食をと思い、料亭「ほてい家」に立ち寄った。 折しも、會田優子さんの製作した和紙人形展が開催されていて、その作品の素晴らしさに心を奪われてしまった。 顔から着ている和服、…

桜美林大学大学院「国際標準化研究フォーラム」アドバイザリーメンバーについて

桜美林大学大学院ビジネス科学研究所国際標準化研究センター「国際標準化研究フォーラム」では、有志の方々へアドバイザリーメンバーの役割をお願いしています。●「 国際標準化研究センター」の概要桜美林学園総合研究機構ビジネス科学研究所の研究組織で、…

桜美林大学第14回ビジネス戦略セミナー(最終案内)

本セミナーは、経営学研究科並びにビジネス科学研究所の活動と国際標準化の重要性を企業関係者および地域社会に広くアピールする目的で定期的に開催しています。このたびは第14回目を迎え、メインテーマとして「リスクと標準化」を取り上げ、それぞれの発表…

ワークマンのSCMに見る全体最適化経営

サプライチェーン(SCM)全体で無駄を省き、調達量の適正化を図るために、店頭在庫や倉庫の空き具合のデータを取引先メーカーに開示する。その取り組みで味方を増やす経営が、ワークマンで行われている。その成果として、作業服の需要予測が高度化し欠品…

オープンイノベーションの3つのタイプを考える

日経ビジネスの特集号に、3つのタイプのオープンイノベーションが紹介されている。1つは「インバウンド型」。サッポロビールでは、外部のアイデアや技術を取り込み、マーケティング開発部ビジネス創出グループが取り組み始めた事例が記載されている。理由は…

『濃尾参州記』を読んで

ちょっと気分を変えたいときに本棚から引っ張り出す本の1つに、司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズがある。「濃尾参州記」は、その執筆中に司馬遼太郎が亡くなった未完の書である。巻末の週刊朝日編集部村井重俊氏の追悼余話にある「もし司馬さんがお元気だ…

ブックオフを潤す「デジタル疲れ」

最近の新聞で「デジタル疲れ」と「オワコン」という言葉を目にした。オワコンとは「終わったコンテンツ」の略語で、業績が低迷してきた「ブックオフ」がそのネット用語で語られた。そして、デジタルサービスが広がる中、他者とのコミュニケーションを敬遠す…

『アサヒビール30年目の逆襲』を読んで

アサヒビールの経営について知り始めたのは、同社が1997年度経営品質賞を受賞したときからであった。当時、スーパードライが爆発的な売れ行きで、KARAKUCHIがビール業界のキーワードになっていた頃である。その要約版報告書は、いまでもバランススコアカード…

根強い集客力に見る100円ショップのBSC的考察

国内消費の現場で100円ショップの存在感が高まっている。2019年度の店舗の増加数で100円ショップ大手4社の合計(310店)がコンビニエンスストア大手3社の合計(276店)を上回る見通しだ。スーパーなどが中核テナントとして誘致する動きも目立っており、小売…

経営に資するISOマネジメントのリスクと機会を再考する

経営者の視点に見る「経営に資するISOマネジメントとリスク・機会」について考えてみたい。日本品質管理学会の公開セミナーのひとつに、「クオリティトーク」という会合がある。日本科学技術連盟の高円寺ビルで夕方から夜にかけて開催されるのだが、軽食…

全体最適化経営の視点から見る価値連鎖全体の価値創造の最適化

近頃のメディアや論文では、題名にAIというキーワードを使った記事や執筆が多く見られるのは、昨今の時流というべきものであろう。最近も、一般社団法人日本品質管理学会の学会誌『品質』を眺めていたら、「サービス工学xAIと品質向上」というタイトルの…

エレコムの高速開発経営に見るBSC的考察

デジタル周辺機器を主力ビジネスとするエレコムが、関連する30製品のうち13分野でトップシェアを握った。勝率4割を可能にするのは、年4千もの新製品を世に出す高速開発と、メール1本で開発に着手し、不振なら直ぐに生産中止し、製品群の3分の1を毎年捨て…

月刊アイソス10月号から連載記事を執筆します

◆マネジメントシステムの専門誌「アイソス」10月号からスタートする新連載「桜美林大学のISOマネジメントシステム・コーディネーター養成プログラム」を紹介します。「ISOマネジメントシステム・コーディネーター」とは、ISOマネジメントシステムを利活用し…

『街道をゆく 21 芸備の道』を読んで

まだ広島空港が市内に近い場所にあったころ、仕事で広島県の三次(みよし)市へ出張する機会が何度かあった。三次へは広島駅から芸備線で行くか、あるいは車で移動することもあった。仕事の合間に鳳源寺(ほうげんじ)にも立ち寄り、赤穂義士、大石良雄が手…

『すごい効率化』を読んで

経営学や経営コンサルティングに関わっていると、「効率化」という3文字は魅力的である。同書を読み始めたのは、そんな背景からで、すなわち、書名に惹かれた。 同書は、その執筆者の経験から体得された効率化のノウハウが、副題に書かれているように、最少…

『ビジネス・フレームワークの落とし穴』を読んで

フレームワークと理論とは何が違うのか、という質問をよく受ける。フレームワークは日本語で「枠組み」だが、モノゴトを考える際に、考えや思考を整理するのに役立つ手法と話したりしている。良い経営をするためには、「LOGIC x MAGIC」が必要で、失敗しない…

「なぜ大国は衰退するのか-古代ローマから現代までー」を読んで

企業と同様に、大国にも栄枯盛衰の流れがある。それは一体何なんだろうか。書店でこの本を見たとき、そんな思いを持って同書を買ってしまった。日系ビジネス人文庫で、著者はグレン・ハバードとティム・ケイン。訳者は久保恵美子とある。目次に目を通してい…

岩槻の「ほてい家」に見る江戸料亭の粋

住まいから車で30分ほど北へ向かって走ると、ひな人形の産地として有名な岩槻に着く。さらに、国道16号から岩槻駅への道を数分行くと、右手に老舗料亭「ほてい家」の黒い長屋門が見えてくる。長屋門は歴史を刻んだ姿で建っているためか、入るには少し勇気が…

桜美林大学ビジネスマネジメント学群生産管理論(14回目)整理演習回答例

◆「ねぎし」「Q(クオリティ)提供のプロセス」のKPIの一例①ビジネスパートナー・KPI:発注した食材や資材の納期遵守(98%以上)・測定:仕入れ納期を守った発注件数÷全発注件数x100<98(%)②仕入担当・KPI:誤発注を前年より50%削減・…

桜美林大学「第3回マネジメントシステム・コーディネーター養成講座(2019年8月)」開催案内

◆講座の概要国際標準、ISOマネジメントシステム、経営品質、バランススコアカードなどのマネジメントシステムを利活用し、経営者の立場に立ち経営の視点を持ってマネジメントシステムの企画・構築・運用・改善ができる人財の育成や、中小企業の次世代事業継…

桜美林大学ビジネス科学研究所開設記念講演会(7月6日無料)開催のお知らせ

桜美林大学は、2019年4月1日より新宿に新しいキャンパスを開設し、ここにビジネスマネジメント学群と大学院経営学研究科が移転しました。これを契機に、経営学研究科にMBAプログラムを開設し、合わせてビジネスをめぐる基礎的な諸問題を科学的に研究し、…

桜美林大学大学院 第13回ビジネス戦略セミナー(無料)

本セミナーは、経営学研究科の活動と国際標準化の重要性を企業関係者および地域社会に広くアピールする目的で定期的に開催されてきました。このたびは第13回目を迎え、自由論題として、それぞれの発表者から最近の話題提供をさせていただくことになりました…

「アイソス」2月号に「特集:国際標準化人材の育成・桜美林大学の取組み」が掲載されました

月刊誌「アイソス」2月号に、「特集:国際標準化人材の育成・桜美林大学の取組み」が掲載されましたことをお知らせ致します。これも、皆様方のご支援のおかげと、厚く御礼を申し上げます。なお、特集記事の内容は、以下のようになっております。 ●Part 1 な…

桜美林大学大学院マネジメントシステム・コーディネーター養成講座(2019年2・3月)開講案内

第2回目の「桜美林大学大学院経営学研究科マネジメントシステム・コーディネーター養成講座」を開講します。皆様の受講申し込みをお待ちしています。 ◆会場:桜美林大学千駄ヶ谷校舎 ◆期間:2019年2月23日(土)、3月2日(土)、9日(土)、16日(土)、23…

桜美林学園が平成30年度工業標準化事業表彰で経済産業省産業技術環境局長賞を受賞

桜美林学園が、大学院経営学研究科国際標準化研究領域の活動に対し、平成30年度工業標準化事業表彰で経済産業省産業技術環境局長賞が授与されました。 表彰式は平成30年10月2日(火)に都市センターホテルで行われ、副学長・大学院部長の田中義郎先生が表彰…

桜美林大学「マネジメントシステム・コーディネーター養成講座」開講の報告

桜美林大学大学院経営学研究科とエクステンションセンターは、コラボレーション企画として、オープンカレッジ「第1回マネジメントシステム・コーディネーター養成講座」を開講しました。8月9日から土日を除く6日間に亘る同講座では、受講者の満足度は非常に…

桜美林大学大学院(経営学研究科)ビジネス戦略セミナー開催のご案内

暑中お見舞い申し上げます、桜美林大学大学院の高橋義郎です。今回は、弊学経営学研究科が開催するセミナーの案内をお送りいたします。「ビジネス戦略セミナー」は、皆様のご支援のおかげで第12回目を迎えることとなりました。「マネジメントシステム・コ…

桜美林大学「マネジメントシステム・コーディネーター養成講座」開講案内

◆講座の概要国際標準(ISO)、経営品質、バランススコアカードなどのマネジメントシステムを利活用し、経営者の立場に立ち経営の視点を持ってマネジメントシステムの企画・構築・運用・改善ができる人財の育成や、中小企業の次世代事業継承者の能力やスキル…

40年ぶりに『取材学』再読

JR御茶ノ水駅から駿河台の坂道を下っていくと、右手に古本屋さんがある。その前を通りすぎようとしたとき、ふと気になって、そのお店に入ってみた。とくに探す本があったわけではないが、本屋さんというのは、ふらりと立ち寄ってみたくなるものである。店の…

『経営事例の物語分析』を読む

「企業盛衰のダイナミックスをつかむ」という副題がつけられたこの本は、企業の急成長、持続成長、停滞、衰退、消滅といった企業盛衰ダイナミクスの局面における結果が、なぜ生じたのか、その原因になりそうな諸条件を理論的に解釈しながら、因果関係を探っ…