高橋義郎のブログ

経営品質、バランススコアカード、リスクマネジメント、ISO経営、江戸東京、などについてのコミュニティ型ブログです。

書籍を出版しました『経営は5つの視点の因果関係で考える』(論創社)

桜美林学園をはじめ、多くの方々のご支援をいただき、

桜美林大学叢書『経営は5つの視点の因果関係で考える』(論創社)

経営は5つの視点の因果関係で考える | 論創社

を11月に上梓することができました。

ご興味があれば、ご一読願えれば幸いです。

 

新 将命 氏のご冥福を、お祈り申し上げます

新 将命(あたらし まさみ)氏が、本年9月2日に85歳にて永眠されたとの報に接し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

筆者のフィリップスジャパン勤務時代、同氏は副社長で筆者の直属の上司でした。

経営やリーダーシップに関する知識や薫陶を1対1でご指導いただき、現在、筆者があるのは同氏のおかげです。

大変お世話になり、本当に有難うございました。

髙橋 義郎

 

 

連載「5つの視点の因果関係で導く全体最適経営」 第4回 社会システムと技術システムとの融合と 事例の紹介

『月刊アイソス』の連載記事「5つの視点の因果関係で導く全体最適経営」

第4回 社会システムと技術システムとの融合と事例の紹介

を紹介します。

以下のURLから、ご覧ください。

https://r.qrqrq.com/kjnA2wqV

 

 

連載「5つの視点の因果関係で導く全体最適経営」 第3回 経営品質(ビジネスエクセレンスモデル)から何を学ぶか

『月刊アイソス』の連載記事「5つの視点の因果関係で導く全体最適経営」

連載 第3回

経営品質(ビジネスエクセレンスモデル)から何を学ぶか

を紹介します。

以下のURLから、ご覧ください。

https://r.qrqrq.com/PtGDvqlO

 

 

連載「5つの視点の因果関係で導く全体最適経営」 第2回 バランススコアカード(BSC)を、どのようにISO マネジメントシステムへ取り込むか

『月刊アイソス』の連載記事 「5つの視点の因果関係で導く全体最適経営」

連載 第2回

バランススコアカード(BSC)を、どのようにISOマネジメントシステムへ取り込むか

を紹介します。

下記のURLから、ご覧ください。

https://r.qrqrq.com/cD4h7jiy

桜美林大学大学院マネジメント戦略セミナー(無料)開催案内

まだまだ寒い日々が続いておりますが、皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと存じます。フィリップス、ヴェオリアウォーター、桜美林大学などでのご縁を通じ大変お世話になり、誠に有難うございます。さて、桜美林大学大学院特任教授の杉山大輔先生と「実践マネジメント戦略セミナー」を開催する運びとなりました。今回はSDGsの第一人者でいらっしゃる笹谷秀光先生(https://csrsdg.com/) をゲストスピーカーにお招きし、「 SDGsを組み込んだ経営のフレームワーク」をメインテーマに話題提供をさせていただきます。オンラインでの、半日無料ビジネス戦略セミナーです。皆様のお申込みを、教職員一同、こころより待ちしております。

▼開催要領
・日時  : 2022年3月12日(土)13:30~17:00
・場所  : 桜美林大学大学院新宿キャンパスバーチャル教室
                       (Zoomによるオンライン開催)
・テーマ : 「SDGsを組み込んだ経営のフレームワーク」

▼プログラム
・13:30 開会・司会   「今回の趣旨と進め方」
   杉山大輔(桜美林大学国際学術研究科経営実践分野特任教授)
・13:35 プレゼン1  「SDGs概要とBSCフレームワーク活用の課題」 
   杉山大輔(前掲)
・14:20 休憩
・14:25 プレゼン2  「SDGs実践の先進事例とその意義」
   笹谷秀光先生(千葉商科大学基盤教育機構教授、博士(政策研究)、
   SDGsコンサルタント)
・15:25 プレゼン3  「SGDsのバランススコアカード(BSC)的考察」
   高橋義郎(学校法人桜美林学園顧問)
・16:25 Q&A及びディスカッション
   杉山大輔(前掲)
・17:00 閉会

▼申込先 : 本メールの返信にて、高橋義郎まで(ytakaha@obirin.ac.jp
(お申込みいただいた方には、参加方法・URLを開催数日前にご案内いたします)

以上

 

 

年末のご挨拶と感謝セミナー講演録

 今年も押し迫ってまいりましたが、皆様、お元気でお過ごしのことと存じます。
この1年、フィリップス、ヴェオリアウォーター、桜美林でのご縁を通じ大変お世話になり、誠に有難うございました。

 また、9月4日の髙橋マネジメント研究所設立10周年感謝セミナーには多くの方々にご参加いただき、厚く御礼を申し上げます。システム規格社(月刊アイソス)と株式会社日本総合研究所のご厚意で、その講演録を下記URLでご覧いただけます。

https://yusakunakao.com/ftp289/94zP5LlkwnSxA1NK.pdf

https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/pdf/company/publicity/2021/211110_sakamoto.pdf

 来年も、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。どうぞ、良いお年を、お迎えください。

高橋 義郎
高橋マネジメント研究所 代表
学校法人桜美林学園 顧問

 

「肥薩のみち」を読んで

 およそ10年前に、九州熊本の人吉市に行ったことがあります。夕飯をとろうとホテルを出たところ、日曜日の夜のせいか開いている飲食店が少なく、たしか旨い焼酎の店と書かれた張り紙のある居酒屋に入ったと記憶しています。たしかに地元で造られた焼酎は美味しく、おかげで翌朝は二日酔い気味でした。人吉は、日本でももっとも豊かな隠れ里だったといわれているところで、相良氏7百年の地です。

 熊本県、いわゆる肥後の国は、江戸時代は細川家54万石の報国でした。江戸中期に「銀台公」と呼ばれた名君、細川重賢(しげかた)が熊本にはじめて藩校をおこしたことは有名ですが、その時習館に藪弧山(やぶこざん)を教授として起用したとき、藪弧山は「学問はぜひ古学で統一しましょう」と献言したそうです。古学は、理屈っぽくて思弁性の強い、いわばイデオロギー学ともいうべき朱子学のそういう傾向を嫌って、実用の面を強調すべく生まれた学派でした。肥後人は理屈っぽいのに朱子学を与えれば空理空論を弄する徒を作ってしまう。ならば、実証を重んじる古学を教えるべきといったと伝えられています。朱子学は簡単に言ってしまえば理屈学問で、この学問が江戸期に一般化したおかげで日本人に観念的思考能力を身に付けさせたが、一面では日本の知識人の伝統ともいうべき現実認識の脾弱さを植え付けてしまったという弊害も見られたようです。肥後人は元来がモッコスで、一人一党という、統治者からみれば治めがたい集団といえるのでしょう。

 熊本といえば熊本城で、西南の役では薩摩軍の攻撃に対しても墜ちなかった堅牢さが有名ですが、この城にひっかかっているうちに政府軍が増援され、戦況は膠着し、徐々に政府軍優勢へ転換してしまった史実から、結果論ではありますが、西郷軍は戦略戦術を知らないといわれたりしたようです。仕事柄、戦略や戦術という言葉が書かれていると、自然と目に入ってくる感じがしますが、西郷軍に限らず、戦略と戦術は経営学でも難しいテーマのひとつです。

(参考:『街道をゆく3』司馬遼太郎、朝日新聞出版、朝日文庫)

 

「陸奥のみち」を読んで

 11月下旬に盛岡市と九戸村に行く仕事があり、新幹線の中で再読しようと本棚から『街道をゆく3』を引っ張り出してきました。その本の著者が飛行機で南部の上空に入り、機内放送で遠野の上空であることを告げられたとき、遠野は十戸(とうのへ)からきた地名だと某学生から聞いたことを思い出したそうですが、南部地方には一戸(いちのへ)、三戸(さんのへ)、八戸(はちのへ)などの地名が並んでいます。そして、筆者が行こうとしているのは、九戸(くのへ)でした。

 ちなみに、八戸はもともと南部藩(岩手県)の領地でしたが、いまは青森県に属しています。南部藩は戊辰戦争のときに、いわゆる佐幕で賊軍とみられており、そのため、明治政府がいやがらせをして、小南部と呼ばれた八戸の領分をハサミで切り取るように切り取り、津軽へ持ってゆき、青森県をつくったと言われています。したがって、八戸は南部地方ながら青森県になったようです。明治政府が、こんにちの都道府県をつくるとき、どの土地が官軍に属し、どの土地が佐幕もしくは日和見であったかということを後世にわかるように烙印を押した結果、その藩郡(県庁所在地)の名称が、そのまま県名になっている県が、官軍側なのでしょう。例えば、薩摩藩の鹿児島、長州藩の山口、土佐藩の高知、肥前佐賀藩の佐賀などが代表的なものです。比較的豊穣な八戸を失った南部藩は、辛かったことでしょう。

 いろいろな土地に伺うと、その地方の特色を表す地名を知る事が楽しくなりますが、今回の旅でも、岩手・南部地方を感じさせる地名を堪能できました。

(参考:『街道をゆく3』司馬遼太郎、朝日新聞出版、朝日文庫)

 

「10周年感謝セミナー」がアイソス誌12月号に掲載

◆9月4日(土)に開催しました「高橋マネジメント研究所10周年感謝セミナー」の講演録が、月刊アイソス12月号に掲載されました。以下は紹介記事です。

◆NEWS & REPORTSでは、坂本謙太郎氏(株式会社日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門シニアマネジャー)と高橋義郎氏(高橋マネジメント研究所代表)による講演内容を紹介します。この2人の講演は、経営品質・ISOマネジメントシステム・バランススコアカードなどの経営ツールの利活用を企業に向けて支援している高橋マネジメント研究所が設立10周年を迎え、関係者への感謝を込めて9月4日に開催された「設立10周年感謝セミナー」で催されたものです。
高橋マネジメント研究所 設立10周年感謝セミナー
坂本氏 : 試行錯誤と標準化を両立させる仕組みが必要
高橋氏 : 経営品質+ISO+BSCによる全体最適経営に取り組む
講演者:
坂本 謙太郎 氏(株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 シニアマネジャー)
高橋 義郎 氏(高橋マネジメント研究所 代表/学校法人桜美林学園 顧問)

◆アイソス12月号全体の詳細はこちら
https://www.isosms.info/product/494

(以上)

高橋マネジメント研究所10周年感謝セミナー(9月4日)無料オンライン開催案内

暑中、お見舞い申し上げます。
フィリップス、ヴェオリアウォーター、桜美林大学でのご縁を通じ大変お世話になり、誠に有難うございます。さて、髙橋マネジメント研究所は今年で10周年を迎えることが出来、これも皆様方のご支援のおかげと、厚く御礼を申し上げます。つきましては、感謝の意を表し、標記セミナーを開催させていただく運びとなりました。Zoomによる半日のオンライン無料セミナーです。皆様のお申し込みを、心よりお待ちしております。

●開催要領
・日時 : 2021年9月4日(土) 13時30分~16時30分
・費用 : 無料      
・申込 : 
髙橋義郎宛 yosiro-t@cb4.so-net.ne.jp へ、お名前、ご所属、ご連絡先をご記入のうえ、お申込み下さい。

●メインテーマ : 「これからの経営の仕組みについて考える」

●プログラム
・13時30分 : 開会のご挨拶
・13時45分 : 
講演1「中期経営計画は作らなくて良い~マネジメントの限界」
講師:坂本謙太郎氏(株式会社日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門シニアマネジャー)
・14時15分 :
講演2「マネジメントシステムとバランススコアカードの活用」
講師:高橋義郎(高橋マネジメント研究所代表、学校法人桜美林学園顧問)
・14時45分 : 休憩
・15時00分 : 
対談「これからの経営の仕組みについて考える」坂本謙太郎氏、高橋義郎
(受講者の質問と応答を含めて)
・16時25分 : 閉会のご挨拶
・16時30分 : 閉会

●追伸
1)ご参加ご希望の方は、事前にZoomアプリのインストールをお願いします。
2)上記演題は、一部変更されることがあります。
3)以下の経営領域に関心をお持ちの方々への受講をお薦めします。
中期経営計画、環境ビジネス(ESGやSDGsなど)、VUCAやOODA、未来洞察、ISOマネジメント、バランススコアカード、経営品質など。

高橋 義郎
高橋マネジメント研究所 代表
学校法人桜美林学園 顧問
(e-mail) yosiro-t@cb4.so-net.ne.jp、 ytakaha@obirin.ac.jp
(℡)090-3964-7431
URL: yoshiro-t.hatenablog.jp