2024-01-01から1年間の記事一覧
早いもので葉月(8月)に入り、暦のうえでは来週は立秋ですが、如何お過ごしのことでしょうか。 さて、1月から3月まで3回行いました公開セミナー「組織力向上のための経営ツールでマネジメントシステムの成果を見える化する」の再開要望があり、9月6日…
暑中お見舞い申し上げます。 暑気が極みに達する大暑の季節となりましたが、お元気でお過ごしのことと存じます。フィリップス、ヴェオリアウォーター、桜美林大学などのご縁を通じ大変お世話になり、誠に有難うございます。引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、宜…
ディスカウント店「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナル(HD)がスーパー(GMS)大手ユニーを買収して5年が経過した。1店あたりの営業利益は2割増え、生鮮品や総菜などの調達網を共有し、効率的に収益を上げている。パンパシ…
某コンサルタント会社からBSCに関する社内研修の依頼があり、3月と4月の2か月にわたりBSCの基本講座と作成演習のワークショップをさせていただきました。研修実施の目的をお聞きしたところ、同社の考える価値創造経営の実践を支援するために、BSCの考え方…
企業や経営の情報に触れると、バランススコアカード(BSC)のフレームワーク(5つの視点の因果関係)でそれらの情報を整理する習慣がついてしまい、その一例を最近掲載された新聞記事を材料にして考えてみました。その記事は「ツルハとウエルシア、経営統合…
BSCの4つ(或いは5つ)の視点の因果関係は、企業などの経営情報を整理するときに役立ちます。少しカッコよく言えば「簡単な経営分析」とも言えるもので、筆者は日常的に利用しています。例えば、最近のビジネス誌(日経ビジネス、2024年2月19日号)に紹介さ…
KPI(Key Performance Indicator)の書籍を読んでいたら、BSC(Balanced Scorecard)についての説明がありました。管理会計の著名なツールとして紹介されていたのですが、確かに2000年前後には管理会計の先生方からインタビューや執筆依頼が多くあった覚えが…
数年前に出版されたビジネスフレームワークの入門書を買い求めたところ、BSCが戦略策定のフレームワークとして紹介されていました。経営目標を達成するための4つの視点という説明書きがあり、経営戦略を事項するためのマネジメント手法ともあります。財務、…
昨年末に桜美林大学大学院実践ビジネス戦略セミナーを2月18日(日)に新宿キャンパスで開催することをご案内しましたが、諸事情のため延期することとなりましたことを、お知らせします。 既に来校を予定されておられた場合には、深くお詫び申し上げます。 な…
前回の稿で戦略マップについて紹介しましたが、1か月ほど前に、ある知人から戦略マップが役に立ったというメールをもらいました。 そのメールによれば、筆者の『経営は5つの視点の因果関係で考える』に掲載してある戦略アップを参考にして中期開発計画の説…
BSC(バランススコアカード、Balanced Scorecard)と全体最適化経営について述べてきましたが、ここでBSCの基礎知識を整理してみたいと思います。箇条書きにしてみましたので、ご参考になれば幸いです。 ◆ BSCが導入される主な背景 ・達成目標の選択と集中が…
筆者が持ち続けてきた研究テーマのひとつに、全体最適化経営があります。具体的には、ビジネスエクセレンスモデル(BEM)を軸として経営のフレームワークを整え、目標管理をバランススコアカード(BSC)で、その実践ツールとしてISOマネジメントシステム(IS…
石坂産業株式会社は既に多くのメディアで報道され、日本経営品質賞受賞企業として著名な企業なのですが、本稿のテーマである「5つの視点の因果関係で読み解く経営品質向上活動の実践例としての切り口で、再度考察してみることにします。 受賞後に発行された…
ビジネスエクセレンスモデルも、同様に5つの視点の因果関係で説明できるフレームワークを持っていると考えられます。例えば、次のような構成を考えてみます。 (1)組織の理念/ビジョン/方針/行動指針/目標/風土/文化などの視点の着目点 組織プロフィール、…
すこし昔話からはじめたいと思います。筆者がBSC(バランススコアカード)に出会ったのは、1990年代後半のことでした。外資系企業フィリップスの日本支社に勤務していたときに、日本経営品質賞のセミナーに頻繁に参加していた時期がありました。アサヒビール…
新年あけまして、おめでとうございます。 皆様のご多幸を願いますとともに、相変わらずのご指導・ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。 さて、明日から「BSC(バランススコアカード)を見直す」というテーマで、連載記事をアップすることにしました。 1…