高橋義郎のブログ

経営品質、バランススコアカード、リスクマネジメント、ISO経営、江戸東京、などについてのコミュニティ型ブログです。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

中世の環濠商業都市「今井」と時勢を考える

社会人となって就職した会社の工場が新潟県柏崎市にあります。22歳から数年間、その工場に勤務し、その後、東京新橋にあった本社へ転勤しました。その柏崎市の名前が「街道をゆく7」に出てきます。奈良の橿原市にある今井という町について書かれている稿で…

コーチングとバランススコアカード(BSC)

数日前の日本経済新聞の記事「ジョブ型雇用に上司の壁」を読んでいるうちに、もう20年ほど前になるでしょうか、勤務していた会社の管理職研修で、コーチングのワークショップに参加したことを思い出しました。ちょうどその頃、会社の内外でバランススコアカ…

後継者に恵まれた最澄と鎌倉仏教の成立

信州というところは、京都や鎌倉とは違った意味で好感を持てる土地柄です。京の雅や鎌倉の古都の趣ではない何かが魅力を感じさせてくれるのでしょう。日本人が懐かしいと感じる情景や風景が、あちこちに存在するからなのかもしれません。長野で冬季オリンピ…

早すぎた平清盛の日本最初の重商政治

日本で最も古い船泊(ふなどまり)が兵庫県の室津であるといいます。「街道をゆく9」でも、龍野から室津へ出るコースをとっていました。遣唐使は大阪湾を出て瀬戸内海をゆく中で、室津に寄港したらしい。その後、日本史に登場する平清盛は、室津入港の翌年…

安芸門徒とネットワーク戦略

「街道をゆく9」に兵庫県のたつの市(旧:龍野市)が出てきます。かなり以前、出張の折に龍野の街並みや城下の公園を歩いた記憶があり、懐かしくなって読み返しました。「赤とんぼ」の童謡で知られる三木露風は、播州龍野の人です。また、同書では播州門徒…

17世紀のオランダに見る組織運営モデル

オランダに本社を置くフィリップスというグローバル企業の日本支社に、30年近く勤務していました。筆者にとっては、3つの理由で面白い会社でした。一つ目の理由は、様々な国の社員と一緒に仕事ができたことです。おかげで英語も使えるようになり、各国のビ…

日本人の均一化したがる意識

よく聞かれる小話に、沈没する船から各国の人たちが救命ボートに乗り移る話があります。5人定員の救ボートに6人が乗り込むとすれば、誰か一人が海に飛び込まねばなりません。そのとき、納得して海に飛び込むよう仕向けるには、どの国の人に、どのように言え…

7つ目の Decade を通り過ぎて

Decadeという英語があります。改めて調べてみると、10年間とか、10を単位とする1群などと解説されています。私事で恐縮ですが、数日前に7つのDecadeを経た誕生日を迎え、8つ目のDecadeに足を踏み入れました。つまり、70歳になったのです。60歳までは会社勤務…

桜美林大学大学院経営学研究科 / 国際標準化研究センター  第17回ビジネス戦略セミナー(オンライン)開催のご案内

<詳細は、こちらをご覧ください> https://www.obirin.ac.jp/event/year_2020/r11i8i000005xqs6.html <開催要領> 本セミナーは、経営学研究科並びに国際標準化研究センターの活動と国際標準化の重要性を企業関係者および地域社会に広くアピールする目的で…