高橋義郎のブログ

経営品質、バランススコアカード、リスクマネジメント、ISO経営、江戸東京、などについてのコミュニティ型ブログです。

増えた蔵書の整理ルールについて

 自宅や大学の研究室に保管してある本の数が、増えてきました。なかなか手放せない本もあることはありますが、そろそろ整理を進めていかねばなるまいと思い、自分なりのルールを決めて、本の維持管理を始めることにしました。
 ルールなどというと大袈裟ですが、そのルールとは、①個人的に手放したくないと思う本、②研究テーマに関係する本、③整理してもよい本、の3つに分類することでした。
 この中で、②の研究テーマに関する本は、再読して①の手放したくない本に該当すると思われるものは保管しますが、ごく部分的に関連する記述が書かれている本は、該当する箇所と書籍情報(たとえば奥付など)をコピーして、テーマ別のファイルに保管することにし、その本は③へと分類されることになります。
 昨日も本棚からISO14001(環境マネジメントシステム)の本を取り出し、パラパラと見直してみたところでした。この書籍は、ISO14001が2015年に改訂されたときに購入したもので、筆者のような初心者には理解しやすく有難い解説書でした。
 大学院で担当していた「環境経営研究」の授業でも、その一部を引用させていただいたこともありましたが、特に規格要求事項の各項番の相互関係を図解しているところが分かりやすく、それらの図解を見ていると、項番4.1から10.3までの構成の意図があきらかになるような気がします。

(参考:打川和男(2016)『ISO14001:2015のすべてがよ~くわかる本』秀和システム)